運命の恋愛 第一話
https://ameblo.jp/koremiturie/entry-12728466181.html
運命の恋愛 第二話
次の日の朝、出社すると、部署内がざわついた雰囲気。
ふと部長の
「だから、これは俺が手がけた案件ですよ。
なんで今さら、
取引先へは今まで通り、
「まあまあ、井上くん。落ち着いて。
契約できたのは井上くんの実
お客様との良い長い付き合いを維持するに
部長の私が担当すべき案件なんだよね」
そのやりとりを見て、大きくため息をついてしまう。
また、
部長に告げ口したんだ。
彼の手柄を横取りす
もしも私が社員だったら…..
彼女のチェックがなくても見積書が出せるのに。
私のせいだ……と、
お昼休み、彼にLINEしてみる。
「タクロウ、お疲れ。今朝見ちゃった・・・
部長とのバチバチ・・
でさ、今晩いつもの場所で飲まない?」
私のLINEを待っていたかのように、
彼のLINE、
「ユウ、サンキュー。
でも、今日はいいや。ごめん」
「そっかーわかった。また別の日、デートしよ。
私が、
「わかってる。ユウの気持ちは知ってるから。
またLINEする。
ハートたっぷりのスタンプを送り合い、LINE終了。
いつもそう……
逆に仕事で行き詰まると1人の
傷ついたオスのオオカミが洞窟の奥で、
傷ついてる時も私に甘えて欲しい。
もっと感情をぶつけて欲しい。
苦楽を共にしたい。
それなの
同棲してる彼女に慰めてもらって
なんてイヤな妄想してしまう。息苦しい、
震えるような感覚が全身を駆け巡っていく。
彼からの急ぎ案件がないから定時で業務は終了。
「今日はママ、お仕事早かったのね。嬉しい」
台所で晩御飯の調理をしていると、
「マナミちゃん、ママも嬉しいわ。
ねえ、お願いがあるんだけど、
「はーい」
女2人で晩御飯の準備をして行く時間は至福の時間。
こんな時、
彼と知り合う前、こんな平凡な時間だけが私の時間だった。
もうこの恋愛なしでは生きていけない。
私は彼の片割れ。
彼はわたし わたしは彼
それが分かってるから、こ
娘を寝かしつけて、夜は1人でネットサーフィン。
最近は恋愛系の
彼との恋愛は表面的には順調だけれど
一瞬先
不安な気持ちが消えるのを願いながら
ブログを読んで必死に勉強している。
男性心理やスピリチュアル
引き寄せの法則などなど……
調べれば調べるほど、
ネットサーフィンを続けて、
恋愛スピリチュアルのブログに辿り着
という名前に惹かれてブログを読み進める。
のようで信じられない気持ちも
でも目が離せない。どんどん読んでしまう。
最新の記事を読むと、
オリジナル・ブレンドの
アロマ・メモリー・
今回のブレンドは
女神アフロディー
ふんだんに使ってるとのこと。
女神のエネルギーか.
彼との恋愛は運命だからご利益がありそうな気がする。
この不安から解放されそう。
オイルに希望の光を感じて
この記事へのコメントはありません。