慌ただしい
12月
あっという間に過ぎた
1月
まだまだ・・・
混沌とした
雰囲気がある世間だけど
街は、華やかさを
取り戻していく
私の想い人は
「仕事が彼女なんで」
「仕事が生きてる
価値って言いたい」
「時代遅れの
ワーカーホリック
で良いよ」
って言いきってしまう人
だから・・・
リモートが
無くなりつつある
昨今は
接待という名の
飲みに毎日のように
繰り出していて
私はいつも
置いてけぼりの気分
私には
接待という名の
付き合いは必要なくて
お局様に
気に入られるように
ホンネを
隠した笑みで
「承知しました」
「はい、すぐに
取り掛かります」
「アドバイス、
ありがとうございます」
そんな風に
まるで、機械のように
ペコペコ
頭を下げるだけの毎日
髪を切って出社すると
彼が私のデスクに
来てくれたの
「お疲れー。
あのさ、これに
付き合ってほしくて」
ふと見ると
美術館のチケット
「俺さ、美的センスなくて
でもさ
取引先の社長が
見に行って
勉強して来いって
言ってくれてさ・・・
チケットくれたの」
照れくさそうに
話す彼を
私はじっと見つめたの
「でもさ、一人で行っても
たぶん、
チンプンカンプン
だから。社長に悪くて。
でさ・・・
美術館の帰り、
飯おごるからさ
一緒に行って
解説してほしいんだ」
え・・・
私に??
キョトンとして
何も言えずに
彼をじっと見つめてると・・・
「なんかさ、
雰囲気、センスあるよ。
今日の髪型も、
なんか良いし。
頼むよ!!」
「あ・・・
私でよければ・・・」
彼に頭を下げられて
思わず出た言葉
「サンキュー。
じゃあ、決まりね。
後で連絡先交換して、
行こうな!」
そう笑顔で
彼は言ってくれて・・・
ああ・・・
みずがめ座の新月
古いものからの脱却
新しくシフトチェンジ
彼との約束は
星占いからのギフト
わたし
これからきっと
古い私
脱ぎ捨てて
本当の私として
羽化できる!!
そして
彼を魅了するんだ!
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