牡牛座新月
ショート・ストーリー
「自分を信じる
彼を信じる」
カフェ巡りの
オフ会で
知り合って
そこから
仲間で遊ぶようになった
気になる彼
カッコつけたり
男らしく
エスコート
してくれたり
そんな風に
してくれるけれど
どこか抜けてる
ところもあって
目が離せない
スイーツを選ぶ時
女子よりも
真剣に悩んでいたり
会話のテンポが
ゆっくりだったり
カワイイ系の男性
という表現もできるけど
男を
感じ
させない
キャラ
「俺さ、こういう性格じゃん。
だから、女友達はいるけどさ
なんか、本当に友達どまりで。
ずーっと彼女いない歴を
更新しちゃってるの」
そんな風に
自分を茶化すような言葉も
とにかく
カワイイ
いつものメンバーで
カフェ会で集まって
帰り道
彼と二人きりになったの
最初は
会話が弾んで
大笑いしながら
歩いていたけど
だんだん
会話が少なく
なってくると
ついつい
意識しちゃうの
うん・・・
男として
意識しちゃうの
彼の横顔を
じっと見つめながら
夜道を歩く
視線に気づいたのか
彼も私を
見つめ返してくれる
二人の視線が
絡み合っていく
すると
自然と手も
絡み合って
自然体で
二人は
手をつなぎながら
歩いていくの
言葉がないまま
手をつないだこと
ドラマティック
と思いつつも
不安もある
だけど
自分の魅力
自分の女性性
そう・・・
自分自身が
まだ開花してない
女性としての
魅力を開花させていく
自力を
信じていくことで
今日手を
つないだことが
運命であり
ドラマティックな恋愛の
始まりになると
信じていこう
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