ツイン恋愛小説 運命の恋愛 第三話

運命の恋愛 第一話

 

https://ameblo.jp/koremiturie/entry-12728466181.html

 

運命の恋愛 第二話

 

https://ameblo.jp/koremiturie/entry-12728471869.html

 

運命の恋愛 第三話

 

オイルが届いた。オイルが届くのと同時に、

 

女神アフロディーテ様からの

メッセージも届いた。

そのメールを読み進めていくうちに抑えていた感情が溢れていく。

私たちは遠い昔から

深い縁で結ばれてたんだ……

嬉しい気持ちと驚きの気持ちでいっぱいなんだけれど、

 

その一方、やっぱりそうなんだ……という気持ちもある。

彼を初めて会った時に

感じた衝撃的な感覚、

 

恋する気持ちが

あふれて止められない感情……

 

誰に話しても分かってくれそうにもない、

けれども大切にしている私の直感を

丁寧な言葉で表現してくれている。

文章を読みながら、自然と大きくうなづく。

そして自然と涙が溢れてくる。

 

文章は、まるで二人が主人公の恋愛物語

驚きと感動でカラダが熱くなっていく。

メモリー・オイルを使った、

恋のおまじないのマニュアルもメールで届いていて、

そのおまじないをするたびに、心が柔らかくなっていく。

 

母親なのに運命の恋愛に堕ちた

罪悪感が剥がれていくように感じる。

 

そして素直な本来の私に還っていく。

大好きな彼に愛されてる幸せを

 

素直に喜べていた遠い昔の私に還ることで、

かたくなだった心に素直さと無邪気さが戻ってきたかのよう。

部屋で一人、メモリー・オイルの香りを楽しでいると

ゆっくりと睡魔が襲ってきた。まどろむ中で電気を消した。

「自分らしくなくて、自分に自信が持てなくて、

どこか悲観的な気持ちが消えない…….ああもう駄目だと思った瞬間に、

 

貴女はこの恋愛に堕ちたのね。

 

今は本当の自分はこうだったという事を

思い出すような感覚が日々起こってる最中かしらね。

より心地よく、より良いものへと変化していくと、

自分らしくないものを手放すこともあるでしょう。

 

その手放しが全て終わったとき、二人一緒にいるだけで、

魂が輝くことを表現することが自然体で出来るようになるから。

 

本来の二人の魂の輝きが、成功や幸せというものを

同時に運んできてくれるという事になるでしょうね」

白いドレスを着た美しい女性が

私の頭を優しく撫でながら、優しく私に語りかけてくれている。

 

小鳥がさえずるような声で、

美しい言葉遣いで語りかけてくれるからか、

自然と涙があふれる.…..

目覚ましの音でハッと目が覚める…….夢だったんだ。

不思議と身体が軽い。

起きて鏡を見てみると、いつもよりも顔のトーンが明るい。

肌も柔らかい。穏やかな気持ちで満たされていく。

ふとオイルを眺めていると、

 

夢の女性は女神アフロディーテ様だと思い始める。

なんとなくの感覚だけど、

 

アロマ・メモリーの主成分は女神アフロディーテのオイルだから。

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