クリスマス 特別恋愛小説   香りで トキメキを引き寄せて  第三話

 

クリスマス  

特別恋愛小説   

   

香りで  

トキメキを引き寄せて 

第三話

 

 

第一話はこちらからご覧ください

 

第二話はこちらからご覧ください

 

 

「まなみ、そろそろ10時になるよ。

集合場所の神社の入り口付近に行こうよ」

「うん、よしゆきと話してる

と楽しいからあっという間だな」

二人で歩きながら、集合場所に向かうと、

サークルの仲間が手を振ってくれるの。

「まーた、まなみと、よしゆきさん、

二人で早朝デートしてたの?

仲いいんだからー」

そんな風にからかわれると、

嬉しくてニヤニヤしちゃう。

 

ちらっと彼の表情を見ると、

彼も嬉しそう。

そんな風に雑談をしていると、

主催者が神社の説明をし始めてくれる。

「今日の神社は、

金運のご利益で有名な神社です。

この神社の歴史は……..」

説明が終わり、みんなで参拝をして、

そのあとは神社内のベンチに座って、

しばらくは神社の中にいる。

 

サークルのメンバーは、一人で瞑想したり、

友達と話し込んだりと、自由に過ごしているの。

 

彼は、撮影に夢中。

あちこちをパシャ、パシャって撮影している。

時々、私たちの写真も撮影してくれるの。

彼の写真は、女性たちの間では大人気。

 

自分じゃ意識してないような笑顔や、

ぼんやり考えてる瞬間を上手に切り取って

シャッターに収めてくれているから。

 

彼の写真は、お気に入りになるし、

嬉しくて友達などに見せたくなるの。

 

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