ダブルな恋愛小説
「風になる」第三話
第一話はこちらです
第二話はこちらです
ダイキはバイクに乗ると男らしいのだけど、
見つめる眼差しは
本当に愛しい我が
期待するときもあるのだけど、
LINEのやり取りでも
ダメ男なところが
「ミナミー、次のツアーはどこにする?
喜びそうなところを探しておいてね。
こんな風に大まかな場所を指定して、
宿選びは全て私任せ。
彼は、
考案するのに
夢中になっていて
宿には無頓着。
以外は私に任せっきり。
「ダイキ、箱根の宿
ここにしよっかなと
思ってる。
受け入れてくれるし、
手馴れてるみたい」
「オッケー。ミナミがいいって
いうなら大丈夫っしょ。
じゃあ、
二人で下見いきますか。
旅行の手配よろしくね」
彼とのLINEのやりとりを
私は、
スタンプで返信する。
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